桶川市議会議員浦田 充
REPORT / ARTICLE

バリアフリーをこえて 第25号

2026年4月26日

2026-2

バリアフリーをこえて 第25号

2026年4月26日発行

ビル風等強風対策を!

ビュータワーおけがわ。地上25階建て、高さ74.9メートル。

風の強い日に、桶川駅西口公園前の交差点付近では、ビュータワーおけがわの影響で、特に風が強く吹き荒れます。危険な状況が頻繁に起こるように感じています。また、通行者からも対策を求める声が寄せられました。そこで、今回はビル風問題を取り上げました。

まず、市に実態把握の有無を確認しました。すると、市は、「ビュータワー周辺で風が強まる事実は把握しておらず、因果関係も不明」という耳を疑う答弁が返ってきました。ビュータワー付近において、風が急激に強まり、また、風向等に変化が起きているのは、まぎれもない事実です。

ビル風は、大きな問題です。実際、令和6年には、強風での負傷者も出ています。交通量の多い交差点であり、また、通学路にもなっています。事故等にもつながる可能性が大いにあり、市はこの事態を軽視してビュータワー側に安全対策を求めるように提案しました。しかし、市は、「ビュータワーおけがわと強風の因果関係は不明」として、対策を求めることはできないと固く拒否しました。それならば、強風の実態を調査すべきとはないかと追及しましたが、強風を調べる方法がない、風速計設置市民の命と安全を守るのが行政の責務です。ビル風の存在を認めず、調査すら拒む姿勢は「隠蔽」でしょうか。市は負傷者が出ている事実を重く受け止め、建物側への働きかけや、市道への植栽・フェンス設置といると言わざるを得ません。

の考えはないと、答えました。

いった安全対策を直ちに検討すべきです。

サン・アリーナに障害者割引導入を求める

桶川サン・アリーナ。現在、障害者の団体利用についての割引はあるが、障害者の個人利用時に割引はない。

サン・アリーナは、バリアフリー設備を備えた市のスポーツ施設です。桶川市のサン・アリーナを含む公共施設は、障害者団体による使用については使用料を全額免除しています。しかし、個人利用についてはこれまで割引や免除がありませんでした。

そこで、今回は個人利用に対する割引について取り上げました。

個人利用への割引の考え方として、市は「障害に伴う経済的負担を減らすことが社会参加の促進にも有効であるという考え方と同時に、その利用内容によっては、障害がある方もない方も利用料をご負に即して、各施設の運用の中で検討していく」と答えました。

スポーツは障害者の健康づくりに不可欠であり、実施を阻む要因として「経済的負担」が多く挙げられています。

上尾市、蓮田市、久喜市の公共スポーツ施設においては、障害者の個人利用に対する割引が導入されており、ホームページにも明記

されています。 負担軽減や介助者の無料化は、スポーツ振興に直結するはずです。 桶川で障害者スポーツイベントを

あわせて、市内での障害者スポーツイベントの開催を求めました。

市は、「障害の種別や特性により、競技種目や実施方法を細分化するなどの必要があることから、なかなか難しい点があるが検討していく」と答えました。

イベント開催は、当事者が集まることで市内のバリアフリーの課題を再発見する貴重な機会にもなります。障害の有無にかかわらず、誰もがスポーツを楽しめる環境づくりを求めていきます。

ともに生きる会 第47号

学校のエレベーター設置はいつ?

会派結成当初から訴え続けてきた「学校のバリアフリー化」。今回は、未だ計画にないエレベーター設置を改めて強く求めました。

これまで設置していない理由について、桶川市教育委員会は、空調整備や防犯対策、照明LED化を優先してきたからと答えました。同時並行で検討していないことは残念でした。しかし、多額の費用を要する体育館への空調整備も一段落しました。次こそは、エレベーター設置を進めるべきです。教育部長は、今後の大規模改修の中で優先的に取り組むと答えました。大規模改修の計画の中にエレベーター設置が盛り込まれるか確認したいと思います。

エレベーターは、階段の昇降が難しい児童生徒にとって不可欠なものです。過去5年で市内小中学校に、下肢障害の児童生徒が5人いたとのことで、ニーズは明らかです。また、一時的にけがをした児童生徒を含めれば、もっと多いでしょう。さらに、保護者、教職員にも必要な場合があります。さらに、近隣の方の避難等にも役立ちます。このような視点ももって積極的に設置すべきです。

今回は、インクルーシブ教育についても現状を確認しました。特別支援学校の児童生徒が地域の小中学校と交流する支援籍学習という制度があります。しかし、利用は対象児童生徒のうちわずか2割ほどとのことでした。これではインクルーシブ教育への道はまったく見えてきません。小中学校の方からも働きかけを行うなどの取り組みが必要です。タブレット端末を使えば、もっと簡単に、頻繁に交流できるはずです。時代に合わせてもっと積極的に支援籍学習を行ってほしいと思います。

さらに、今後実施されるであろう5歳児健診の結果が「分離教育」に繋がることがないよう、公立小中学校での受け入れ態勢を整えることを強く要望しました。

新年度予算案に反対

新年度予算では、令和4年6月議会の一般質問で求めていた高齢者に対して、補聴器購入助成が拡充されるなど、評価できる点もあります。しかし、多数の問題点があったため、反対しました。

他にも、いつになっても駅西口のバリアフリー化等の時期が示されないことや、東口トイレの設置さえ見通せていないこと、その他多数の問題点があります。

ここからは新年度予算の問題点の一部を掲載します。 城山公園管理棟新築工事 1.6億円

平成元年に鉄筋コンクリート造の城山公園管理棟ですが、劣化に伴い建て替えることとなりました。鉄筋コンクリート造にもかかわらず、改修等ではなく、約40年で建て替えが必要になるのは疑問です。

また、新築工事はととても高額です(居住スペース約187平米と倉庫約77平米で1億6000万円)。今回は木造とのことですが、維持管理を確実に行い、少しでも長く使えるようにしていただきたいと思います。

東口は樹木ゼロ?緑の消える駅周辺

桶川駅東口の現在の計画の全景。樹木は一切ない無機質な計画。

現在の東口駅前広場の計画では、樹木は一切植えられる予定がありません。緑のないアスファルトだらけの東口でいいのでしょうか。

また、駅西口のマイン北側の道路においても、樹木はすべて伐採されます。代わりの樹木を植樹する予定もないそうです。

これのどこが「ゼロカーボンシティ」なのでしょうか。 これらの事業によって駅周辺の木々は消えていきます。樹木は木陰を作り、夏の暑さを和らげる効果もあります。夏季の駅周辺の暑さが

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