バリアフリーをこえて 第21号
衛生的なごみ集積所を

そこで、浦田充は一般質問で、よりカラスなどに荒らされにくい折りたたみ式のネットボックスの配布や貸与を提案しました。
しかし、桶川市は、「ごみ集積所の場所や利用世帯数によってゴミ集積所の大きさが異なり、設置できない場所が想定される」などとして、配布や貸与に消極的です。
浦田充がさらに「複数の種類を用意すれば良いのではないか」と問うと、それ自体には答えずに、「自治会がコミュニティ推進事業補助金を活用して整備できる」と答え、市が主体となって配布や貸与することを否定しました。
しかし、自治会任せで良いのでしょうか。 カラスによるごみの散乱は、市全体の衛生環境や景観にも影響を与え、近隣の市民の負担にもなっています。市が積極的に取り組むべきです。散らかったごみは収集員も回収しているとのことですが、これは事後の対応であり、何らカラス対策や衛生環境の維持にはなりません。
さらに、「道路上にネットボックスを広げると通行の妨げになる」との答弁もありました。しかし、ネットボックスの有無を問わず、現在の多くのごみ集積所は道路上であり、ごみ袋を積み上げにくく、積み上げても崩れてしまって道路に大きく広がることになっています。
さらに、ネットボックスは折りたたみ式で、不使用時に通行の妨げになることもありません。
足立区の貸与するネットボックス。使用時(左)、折りたたみ時(右)(画像:https://www.city.adachi.tokyo.jp/seso/kurashi/sekatsu-mondai/201803torikon.html)現に、複数の自治体で、折りたたみ式のネットボックスの配布や貸与も行われています。
市は、今後自治会から相談があった場合には、足立区のネットボックス貸し出し事例などを参考に研究したいと最後に答弁しました。
さらに、後日の総括質疑において、北村あやこの「(ネットボックスを)町内会に紹介してほしい」という質問に対し、「ネットボックスをわかりやすく周知する」との答弁がありました。
衛生的なごみ集積所にむけた積極的な取り組みを期待します。
いつになるのか 西口デッキバリアフリー化

前議会において、駅西口デッキのバリアフリー化に向けて予算をつけて取り組むことを期待させるような答弁がありました。しかし、新年度にそのような予算は一切つきませんでした。
たしかに、西口デッキの改修で浦田充の提案してきた手摺はようやく設置されました。しかし、かねてから求めている段差部分の解消(スロープやエレベーター設置)などは、一切動こうとしません。
ば行けるから良い、などとの答弁も繰り返しています。
障害者のためだけに特別なことをしてほしいのではなく、障害者だけに課される負担を減らすべき(健常者と同じように大回りせず、デッキを使えるようにしてほしい)と訴えているのに、市の認識はまったく変わりません。
浦田充の提案している駅西口デッキへのエレベーター設置は、市が所有する歩道(公衆電話ボックス跡地・左図赤)部分です。ここであれば、市がやる気になればすぐに設置可能です。設置費用や管理費用など計算する前から拒絶する理由はありません。
新年度は予算ゼロとのこと。デッキの問題については、福祉部局含めて1年かけて予算をかけなくてもできることを進めたうえで、早期の予算化と本格的なバリアフリー化を引き続き求めていきます。
西口広場は、ゼロベースで整備すると言いますが、全容が大きく変わるとは思えません。マイン含め、すべてまっさらに変える現実的可能性も低いです。
ゼロベースという言葉を盾に、バリアフリー化の議論すら拒絶する姿勢は改め、一日でも早いバリアフリー化を実現すべきです。
排除ベンチはもういらない

駅西口トイレ前に設置された真ん中に手すりのあるベンチは、「排除ベンチ」と言われるタイプのベンチです。このようなベンチは、真ん中に手すりを設置するのは、ホームレスの方が横になれないようにすることを意図して考案されました。
このようなベンチでは、具合の悪い方や子どもなどが一時的に横になったり、介護者と被介護者や親子が並んで座ったりすることも難しいものであり、ユニバーサルデザインと逆行するベンチの設置は、問題ではないかと、追及しました。
排除ベンチとは仕切りを付けたり、傾斜を付けたりして、寝転がる・長時間座るといったことを妨げるベンチ。意地悪ベンチとも言う。
都市整備部長は、「『排除ベンチ』という認識はない」とし、設置したベンチは「誰もが安全に座りやすく立ち上がりやすいように、また、パーソナルスペースを確保できるように手すりを設けたものだ」と説明しました。しかし、手すり以外でもパーソナルスペースに配慮した構造(例えば、電車の座席)は可能なのです。
道路の移動等円滑化基準ガイドラインでは、休憩スペース設置にあたって、障害者等へ意見聴取することが望ましいとしています。都市整備部長は、ガイドラインの確認をしていなかったことを認めました。再三訴えているバリアフリーマスタープランを策定していれば、このようなことはなかったはずです。今後の工事では注意するとしました。
最後に、このようなベンチが増えないように、東口のベンチ設置においては、子育て世代、高齢者、障害者などの意見をしっかり聞いて反映するよう求めました。
ともに生きる会は、桶川市令和7 年度当初予算案に反対しました。以下の項目以外は、3 月議会報告―2 でご覧ください。大赤字の駐輪場修繕1億1千万円計上
西口第一自転車駐車場(桶中グラウンド向かい、パークタウン脇)の自転車ラック更新と塗装工事を行います。予算約1 億1000 万円のうち、ラックは約3400 万円で、塗装工事が大部分を占めます。
同駐輪場の年間の収支は、約600 万円の赤字で、利用率も60%程度にとどまっています。このような状況下で、1億円以上かけるのはは考えが及ばなかったようです。 駅は非常に通行量が多いです。部分的な道路工事など以上に歩行者に配慮しなければなりません。十分に反省してもらいたいと思います。
他自治体見習いガイドライン制定を
工事中の歩行者への配慮については、東京都品川区や横浜市はガイドラインを制定しています。
式典だけで385 万円もの予算が、その他の記念事業を合わせると、55 周年事業だけで予算は767 万円にも上ります。
そこには、『段差は、可能な限り作らないようにします。やむを得ず、段差が生じる場合には、段差は、わかりやすく表示し、 安全な手すりの設置そもそも5年ごとに多額の予算をかけて式典等を開催する必要があるのかも大いに疑問です。
を検討します。』(横浜市)など記載されています。今回の工事ではスロープ設置などの対応が可能だったはずです。
6月議会は、6/5(木)開会予定です。
今後、ガイドラインについて調査研究するとのことですが、先進事例を参考にすれば容易に制定可能です。ガイドラインを作らなくても、今後の
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